なぜ震災が起きると円高になるのか?
熊本の震災今も長く地震が続いていますね。
ニュースを見ていると悲惨な状況ですが
現地の方は地震に負けず頑張ってもらいたいですね!
そして為替相場についてですが
日本は震災になると円高になります。
本来他の国であれば通貨が売られるというのが基本です。
では日本が震災になると円高になる要因について
書いていこうと思います。
色々な要因がありますので1つずつまとめていきましょう。
要因① 保険会社の保険支払い
保険会社は何かあった時に保険の支払いを
しなければいけません。
そのため今回のような事があると
直接保険に入っている顧客に
保険の支払いが必要なため
日本円の現金が必要です。
保険会社は普段保険料として
受け取ったお金を運用して増やして
いますので海外で行っている投資を
辞めて円に替えようとする動きです。
これを行う事により必然的に円が買われる
傾向になるので円高が進む1つの要因とされます。
日本がどれだけ地震が多く保険加入者が多いか
よく分かります。
要因② 投資家のリスク管理
地震のたびに円高に振れる事は過去の相場を見れば
明らかです。
全て円高にふれています。そのため過去相場を
把握している投資家は震災直後の相場に合わせて
取引を行うと共に決済を入れる投資家も多く
投資家心理的にも相場は下がる傾向にあります。
要因③ 株式に連動した円の動き
震災が起こると株価は下がり続けますが
震災により株をリスク管理上株を売り払う人が一部と
株を維持する人達がいます。
特に株を維持しようとする人達の動きとして
株価が下がるためそれを維持するために
多くの円の証拠金が必要となります。
そのため為替相場では円が買われるため
円高が進んでいきます。
要因としてはこの株式相場が
大きく影響していると言えるでしょう。
まとめ
このように様々な要因が絡んで
相場は大きく動いています。
逆に言えば震災のタイミングで
大きく儲けている方も少なくないのでは?
というのが意見です。
不適切かもしれませんが
為替相場も震災もずっと続くという事は
ありません。
相場が円高になり続ける事も無ければ
震災がずっと続くという事もありません。
震災に合った方は大変かと思いますが
先を見据え震災に負けずに行動して
もらいたいと思います。